「達成感を得るって、どんな感じなんだろう?」
「達成感を得る方法を、知りたい!」
これらのようなことを考えている方たちに、おすすめの記事となっています。
僕は、達成感を、よく経験します。
ブログ1記事終えても、「よっしゃー、終わったー」みたいな感じです(楽しんでます)。
この記事では、参考文献を確認しつつ、達成感を得ることについて、200記事以上精神関連の悩みに回答・アウトプットしてきた自分なりの意見を書いていきます。
達成感を日々得ることができれば、いいこともそれなりにあると思いますので、参考にしていただけれたら幸いです。
それでは、始めていきましょう。
達成感を得る仕組み

まず、達成感を得るって、どんな仕組み・どんな感じなのでしょうか。
結論を言いますと、目標を達成すると、ドーパミンが出る、ということです。
「ドーパミン? なんだそれ!」
「まだよく分からない」
そう思うかもしれません。
ここで、精神科医の樺沢紫苑先生の「3つの幸福」を引用させてもらうと、
何かを頑張って成果を得たときに、「やったー!」という達成感が得られます。この達成感はドーパミンによるものです。
樺沢紫苑「3つの幸福」飛鳥新社、2021年、249ページ
とのことです。
ということは、達成感=ドーパミンと言える側面もあるかもしれません。
他に、例を挙げてみると、キツイ肉体労働を終えた後の水分補給は最高ですよね。
あと、卒業論文を無事書き終えた時の達成感とかもいいですよね。ものすごい分量を書いて、単位を得られる、と思いますので。
達成感とドーパミンは関係していて、いい気持ちになる、清々しい気持ちになるのかもしれませんね。
達成感を得ると、こうなります。

達成感を得るメリットとして、以下の2つを挙げておきます。
- 次のステップの踏み台になる
- 毎日が充実する
順番に、解説していきますね。
その1:次のステップの踏み台になる
達成感を得るメリットその1は、次のステップの踏み台になる、ということです。
達成感を得ると、ドーパミンが出るので、次の目標を達成する意欲が出るのです。
例えば、ゲームを全クリしたら、次のゲームの全クリも目指したくなります。また同じ達成感を、味わいたいからですね。
もし、何かを達成しても、ドーパミンが得られなかったら、人間は成長したいと思わないですよね。自分の部屋でゴロゴロ漫画、否、漫画すら読まないかもしれません。
達成感を得ることによって、「次はどうしようかな?」というやる気につながるのです。
その2:毎日が充実する
達成感を得るメリットその2は、毎日が充実する、ということです。
達成感=ドーパミンとすると、成長する喜びを味わえるので、毎日が刺激的になります。
例えば、部活の練習で、日々の成果が表れていると感じるなら、毎日が充実しませんか。
達成感があることによって、日常に光が差し込みます。
反対に、達成感があることによって、依存症になることもあるかもしれません。
解剖学者の養老孟司さんは、「楽しいことは多かれ少なかれ中毒になるもの」と答えたそうです(参考:養老孟司、伊集院光「世間とズレちゃうのはしょうがない」PHP研究所、12ページ)。
したがって、依存というか中毒になるものは、すべてが悪いというわけではないのかもしれませんね。
達成感=ドーパミンは、ほどほどにすることによって、毎日が充実するかもしれませんね。
達成感を得る4つの方法

達成感を得る方法として、以下の4つを挙げておきます。
- 大きな目標を目指さなくてもいい
- 1日の終わりにやったことを振り返る
- 過程を楽しむ
- 能力を、出しきる。
順番に、解説していきますね。
その1:大きな目標を目指さなくてもいい
達成感を得る方法その1は、大きな目標を目指さなくてもいい、ということです。
皆さんは、大きな目標を目指したい人たちかもしれません。
なぜなら、「夢を持て」と誰かに言われたり、「スポーツ選手になりたい」と子どもの頃に言っていたり。
でも、厳しい現実を言うようですが、限られた場所に、多くの人は突入できません。
そもそも、毎日の自己成長を味わって、楽しく生きれていたら、それでいいんですよね。
達成感は、日常のささいなことで得ることができます。
皆さんは、日々成長はしてはいない、と言うけれども、子どもの頃と比べて変わった価値観や外見、スキル等もあるはず。
目標を、可能な限り下げることによって、人生が楽になる、と思いますよ。
※補足
人には、向き不向きがあります。向いていることなら一生懸命やれますし、成果も出てくるはずです。自分にとって向いていること、ワクワクすることが分かれば、達成感を得やすいかもしれませんね。
人には、向き不向きがある。
その2:1日の終わりにやったことを振り返る

達成感を得る方法その2は、1日の終わりにやったことを振り返る、ということです。
毎日って、一生懸命やっている内に、日が暮れた、ということは多いかもしれません。
1日の終わりに、今日達成したことを改めて振り返ると、色々な気づきがあるかもしれません。
例えば、「言われたタスクを文句も言わずにこなせたなあ」とか、「明日の準備をきっちりやり終えた」等。
しかし、ネガティブな記憶ばかりが思い起こされて、「私は何も達成していないじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
ほんとうに、ささいなことでよいです。
「今日1日、無事に仕事・家事・学業等を終えた」でもいい、と思います。
そんな方たちは、とてもがんばって日々生きている、と思いますよ。
その3:過程を楽しむ
達成感を得る方法その3は、過程を楽しむ、ということです。
皆さんは、達成感という言葉を思い浮かべた時に、結果を重視するかもしれません。
もちろん、結果があることによって、達成感を得られてパンパカパーンはある、と思います。
けれども、達成感は、それだけではありません。
ちゃんと日々の生活に、達成感を得られるチャンスはあるのです。
結果を重視しすぎるあまり、小さな達成感がおろそかになっている人たちは多いかもしれません。
だとしたら、大きな目標を達成するまでに、力尽きてしまいます。
僕は、大学生の頃というか結構前から、早く独立して、仕事をしたかったんですね。いきなりですが。
けれども、別の大学へ編入して、卒業しておきたかったんですね。卒業するまで年単位かかる、と予想できました。
その時の僕はというと、またがんばるのか、という感じでした。
体調不良で、これまた年単位で、休学してましたからね。
けれども、別の大学で得るものは、多くありました。
しんどいこともたくさんあったんですけれども、教養を得たり、様々な年代の人たちと交流できたり等、色々なことがありました。
だから、大きな目標の陰には、いくつもの小さな目標がある、ということです。
その過程を、じっくり味わってみることも、案外楽しいことが多いかもしれませんよ。
その4:能力を、出しきる。
達成感を得る方法その4は、能力を出しきる、ということです。
能力を出しきっていないと、どうなるのか。
がんばっていないから、何かを達成しても物足りなさを感じるかもしれません。
例えば、トーナメントで、運だけで勝ち上がったとします。
そしたら、やはり、不安になりますよね。
こんなに簡単に、勝ち上がっていいのか。
ほんとうに、自分たちの実力なのか。エトセトラ。
能力を出しきって成果を得ることできっと、自分の力でやり遂げた、みんなの力でやり遂げた、と思うのではないでしょうか。
達成感を得るためには、ベストを尽くすことが必要です。
そのためには、完璧主義である必要はありません。
ベストを尽くす。それでよいのです。
ベストを尽くす、というのは、疲れない程度にがんばる、ということです。
そうすることによって、本物の達成感が得られ、毎日が充実し、どんどん前進していくことも可能になる、と思います。
それでは、今回の記事をまとめますね。
まとめ:達成感は、ささいなことでいい。
いかがだったでしょうか。
今回の記事は、以下のようなことについて、触れてきました↓
達成感を得る仕組み
目標を達成すると、ドーパミンが出る。
達成感を得ると、こうなります。
その1:次のステップの踏み台になる
その2:毎日が充実する
達成感を得る方法
その1:大きな目標を目指さなくてもいい
その2:1日の終わりにやったことを振り返る
その3:過程を楽しむ
その4:能力を、出しきる。
日々、成長。
達成感は、大きな達成感ばかりではありません。
大きな達成感は1つのことが多いですが、小さな達成感はいくつもあるのです。
小さな達成感を大切にすることによって、やがて、大きな目標を達成することもある、と思いますよ。
★参考★
樺沢紫苑「3つの幸福」飛鳥新社、2021年、248ページ~251ページ、265ページ~268ページ
永松茂久「斎藤一人の道は開ける」PHP文庫、2010年、110ページ~112ページ
鴻上尚史「鴻上尚史のもっとほがらか人生相談」朝日新聞出版、2020年、21~22ページ
それでは、僕はこの辺で。
このブログでは、地に足ついたスピリチュアルを、独自の意見でロジカル・ポップにお伝えしていけたらと思います。
よかったら、他記事も、見ていただけると幸いです。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます_(._.)_
かめれもん★でした(‘◇’)ゞ
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